舞台演劇を観る

今日は、久しぶりに演劇を楽しみました。劇団四季だとか宝塚歌劇団のような全国区ではなく、東大宮コミュニティセンターの小さな小さな舞台で「劇団レインボウ城(じょう)」の公演です。


この劇団の主宰もメンバーも、普段は公務員であったり、サラリーマン、OLです。主宰の斉藤アーサーさんは「実力はともかくとして、お知り合いにみていただく発表会ではなく、不特定多数の方を対象にしたコメディを上演する劇団です」と語ります。歴史は古く、旗揚げから32年だそうです。


今日は、3本のコメディ作品を楽しみました。新作の「ブレーメンの忍者軍団」は、そのタイトルに注目です。保育園のクリスマス会で「忍者学校」を行いましたが、日曜朝の戦隊番組でも忍者ものがスタートしたり、今年は忍者ブームになるやもしれません(笑)


さて、作品はすべて主宰の斉藤アーサーさんが、作・演出をし、もちろん主役としても舞台に立ちます。コメディなので、笑いのエッセンスがたくさん詰まっているのですが、脚本が深く、考えさせられる内容の演劇です。


「ブレーメンの忍者軍団」は、忍者のファッションも個性的で、「生きる」ことと「死ぬ」ことを比べると、「生きる」ことは自分で作り上げることができる・・・「生きる」ことが大切なんだ。と訴えかけます。


役者たちが、自分が好きな演劇に取り組む姿勢も、演技力も、私に大きな影響力を与えてくれます。「素敵な時間をありがとうございました」という気持ちですね。