この時期のささやかなお楽しみの一つが、朝の犬の散歩で「梅の花」を愛でることです。
今年も、散歩コースにある梅の大樹に花が咲きました。そして、梅の花とセットなのが、きれいな緑色の「メジロ」という小鳥です。メジロは一年中見られますが、梅の花の蜜を吸いに、今日はざっと5匹のメジロを発見です。
桜と比べると、地味な花の印象の梅です。江戸時代以降は花見と言えば桜が定着し、桜の開花は日本中の話題となりますが、奈良時代以前は「花」は梅をさしていたそうです。菅原道真が梅をこよなく愛していたので、全国の天満宮では、多くの梅が咲き乱れます。
梅に「うぐいす」がセットと思われますが、うぐいすが、梅の花にとまることはほとんどないそうで、多くは、目の周りが白い、きれいな緑色の「メジロ」です。また、紀州の南高梅の梅干しのように、花ではなく実が「ブランド化」していますね。
桜の開花の前に、そんなうんちくを語りながら、メジロを発見しながら、梅の花見もいいものですよ。保育園の子どもたちは、桜も梅もまだ見分けがつかないようですが・・(笑)
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