私の住むさいたま市は、数年前に全小中学校の教室にエアコンが入ってます。東京都も同じく100%近い設置率だそうです。
今、にわかに注目を集めているのは、あの埼玉西武ライオンズの本拠地、所沢市の住民投票です。9年前にエアコンの設置計画が作られたのですが、2011年10月に当選した新市長が「福島の原発事故後は節電に努めるべきだ。約30億円の市の負担は別の用途に」と訴え、計画が白紙になりました。
当然、計画に上がっていた小中学校の保護者が、「子どもたちのために」と立ち上がります。今まで、住民投票と言えば「原発建設、再稼働は是か非か」「沖縄の米軍基地移設問題」など、国策に直結する大きな問題がほとんどでしたが、今回は、暮らしに密着したテーマです。しかも、地域の声がここまで発展したケースということで、全国で注目されています。
所沢市長は、教員経験に基づく信念を貫き、保護者は子どもたちが授業に集中できる環境をと訴えます。
15日に投開票されるそうです。法的効力はないものの、賛否のいずれかが有権者の3分の1以上に達した時は、より重く受け止めるよう市長に求める議会の決議があったそうです。
温暖化で今や35度を超える酷暑が当たり前の時代にエアコン無しは???
航空自衛隊の基地に近い学校の窓は二重サッシなので、エアコンなしは論外!
何より、子どもたちの教育環境を第一に考えるべき・・・
今の子どもたちは「四季」を感じることが少ない。夏は暑くて当たり前
30億円は大きな負担・・・この予算は、他の優先順位の高い目的に使うべき!
夏休みがあるので、エアコンを使うのは、実はわずかな日数でしかない・・・
所沢市のみならず、全国で賛否両論です。みなさんは、どう考えますか。
話がそれますが、私は学生時代、西武球場でアルバイトをしていました。売り子さんです。「ホットコーヒーにハンバーガーはいかがですか?」と叫んでました(笑)。あの、東尾投手や田淵選手の晩年のプレーも新人の清原選手が村田兆治投手から華やかなホームランを打ったシーンも目の前で見ました。
ここで提案です。今シーズンの西武ドームの収益金やチャリティーの一部を「所沢の子どもたちのために。エアコン設置を!」で、所沢市に寄付し市の財政を圧迫させない。また、設置後も電気代の無駄使いの無いよう、管理基準を決める。
埼玉西武ライオンズにとっても、本拠地所沢のために、社会貢献できる活動につながります。
どうでしょう・・・西武球団に全くパイプのない私ですので、この提案に乗ってくれる球団関係者・・・お願いします。
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通りすがり (水曜日, 11 2月 2015 17:20)
この事を小学生の子供に尋ねてみました。
子供『じゃあ、35℃超えたら休みにすれば?』
私「それじゃあ夏の間は授業が出来ないんじゃない?」
子供『Skypeあんじゃん、四谷大塚(通っている塾)のネット授業みたいの。』
私「それだと集中出来なくて遅れる子もいるんじゃない?それに音楽や体育はどうするの?」
子供『そうゆうのは学校に行ける日にやれば良い。学期中に休校になった分は夏休みの涼しい日に行けば良いじゃん。』
私「給食とかは?それに夏休みが変則的になるとレジャーの予定も立てられなくなっちゃうよ?それに塾の夏期講習とかもあるのに。」
子供『どうせ父さんの休みになるお盆の5、6日しか遊びに行かないじゃん。夏期講習なんかいつも通り夜にやれば良いでしょ?朝からやりますみたいにして高いお金払わせてるだけ。いつもと同じルーティンで中学受験に必要な力が付かないような塾、親は信頼できんの?』
私「…」
子供『大人ってのは本当に頭堅いな。子供が夏休み欲しいんじゃなくて、大人が休みたい、儲けたいだけでしょ。自分達は土日休みたい、夏休みは1ヵ月以上欲しいなんて言った覚えはない。』
私「はい、そうですね…」
なかなか大人にはできない発想で切り返してきたので、ご参考までにコメントさせて頂きました。