私の3番目の末っ子は、この春高校進学です。いわゆる受験生です。「今日は図書館で集中して勉強する」とのこと。朝は雨が降っていたので、近くの図書館まで送って行きました。
さて、中学でも高校でも、どういう選択肢で学校選びをするか・・・「偏差値」「進学実績や就職実績」「校風」「付属校か」「部活が強いか」など、色々ありますね。
花まる学習会代表の高濱さんは、2つのポイントを強調します。1つは「トップが信頼できるかどうか」です。学校も組織であり、リーダーの影響力は非常に大きい。スポーツなら監督が代わった途端、甲子園や花園に出場し始めた。企業なら社長が代わったらV字回復したなどの話はよく見聞きします。
例えば、校長のいじめの対応を考えると、「いじめが存在するか確認できません」とノラリクラリ責任逃れをしながら、年度末を待つ校長と、即座に緊急集会を開き、いじめがある事を認め、熱いメッセージを伝える校長では、子どもたちのいじめへの認識が違ってきます。
2つ目のポイントは「1次情報を手に入れる」だそうです。1次情報とは、通っている親子に直接聞くことです。ある調査では、中学受験を経験した保護者が「重視しなくてよかった情報」としてあげた1位は「ネット上の評判」でした。ネット情報は、手軽で迫力もあって興味をそそられますが、真実とかけ離れていることも多く、特に匿名の書き込みなどは、人間の醜い心の結晶のようなものも少なくありません。と高濱さんは指摘します。
中学入試なら親の仕事、高校入試なら本人の責任。いずれも、親子の話し合いが大切なのは言うまでもありませんね。わが子の高校受験校の選択は、二転三転しましたが、最後は娘が納得して決めました。
親がどこまで介入していくか・・・その線引きは、なかなか難しいですね。
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