「通っている保育園ではひらがなを教えないので、幼稚園児と入学後に差がついてしまう?」「他の子はひらがなが書けるのに、うちの子はまだまだ・・・」と保育園ママの中には、こんな心配がありますね。
先日届いた保育情報誌に、なるほどという記事がありました。
ホワイトきゃんばすでは、3歳児(幼稚園なら年少)になると、寺子屋で平日は毎日、ひらがななどの勉強だけでなく、様々な取り組みを行っていますが、多くの保育園では、ひらがなや数を教える時間を設けていないので、入学後、心配するママは多いようです。
しかし、これまでの数多くの研究で、幼児期の文字や数は「教え込まなくても知らぬ間に身に付けている」ということが分かっています。実は、学力に影響があるのは、保育形態だそうです。時間を区切って教える一斉保育型よりも、子どもが主体的に過ごす自由保育型の方が学力を伸ばすということが判明されているそうです。
子どもたちは自由保育の時間で、先生ごっこでお友達に絵本を読んであげたり、集めたものの数を比べたり、先生や友達との多彩な遊びの中で文字や数を自然と学んでいるのです。ホワイトきゃんばすの園児を見ていると、異年齢効果がこれにプラスされます。
入学後の学力に差がつく要因は、読み書きを覚えた早さではなく、幼児期に培った「語彙(ごい)力」です。たくさんの言葉を知っている、豊かな語彙をもつ子は、入学後に独自の視点で意見を発表したり、感性豊かな作文を書いたりできます。幼児期で重要なのは「話し言葉」を豊かにすること。保育園では先生や友達とバラエティーに富んだ会話をして、相手に分かるように話すことに気付きながら、話し言葉を広げていくことができます。
とても、納得できる内容ですね。それでも、入学前の園児を持つ保護者は、心配の種はつきませんね。(笑)
ホワイトきゃんばすでは、他の園児がお昼寝の時間、5歳児の二人の女の子の、勉強をスタートさせました。気をつけなければいけないのは、やりすぎないことです。集中力は20分と考えて、毎日でも少しづつ取り組んで行きます。今日のところは、楽しくできたようです。
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