平成26年を振り返って つづき

「見える化」は、私たち職員の子どもたちへのかかわりの強化にもつながりました。各イベントのビデをを見ながら、「あーだこーだ」と改善策が打てるからです。


今年初めて取り組んだ運動会。そして、大ホールでのクリスマス会。ホワイトきゃんばすは、0歳児から5歳児までの異年齢保育で、子どもたちの人間関係力を作り上げています。この2大イベントは、異年齢で取り組める内容を多く盛り込みました。


運動会では、入退場行進も大き子が小さい子の手をつなぎます。大玉送りや、紅白対抗リレーも異年齢で助け合います。


クリスマス会では、園児が作った手作り楽器で、全員で「山の音楽家」を歌い演奏しました。大きい寺子屋さんは、全部で9つの演目のうち、小さい園児のフォローも含めて、8つの演目に出演しました。もう、ずっとオンステージの多忙ぶりです。


当然、運動会も、クリスマス会も練習時間をたっぷり取りました。子どもたちへの動機付けをしっかり行い、努力することが結果につながることを子どもたちは学びました。


運動会、クリスマス会を終えての保護者の感動は、連絡ノートにびっしりと書かれていました。職員も子どもたちの想像以上のがんばりに感動していたのですが、輪をかけて嬉しかったですね。


この4月に、他の保育園に転園した園児と保護者が、よく遊びに来てくれるのですが、先日2歳男の子のママがこんな話をしてくれました。保育園に迎えに行った中学生の長男から「何でママ保育園を変えちゃったの」と言われたそうです。夏まつりなどの行事に参加してくれた兄ですが、中学生の素直な感想では、ホワイトきゃんばすでの弟が輝いて見えていたそうです。


そのママは、4月以降もこの「おやじ園長のブログ」の愛読者を続けてくださったのですが、ホワイトきゃんばすのことが忘れられなくなるので、一度ブログ生活を断ち切ったそうです(笑)


4歳と3歳の男の子兄弟のママは、転園した社会福祉法人の上層部があまりにもひどい対応で、保護者会長として苦戦します。しかし、保育園とはホワイトきゃんばすのようにあるべきだと、今の保育園をより良い保育園に変えて行こうと決意をしました。


ホワイトきゃんばすに関わった、保護者の皆様の頑張りも応援したいですね。


そして、今年も保護者から多くの差し入れをいただきました。実家で採れた米やスイカ、メロン、さくらんぼ、桃、梨、リンゴ、みかん、トマト、キューリなどの果物や野菜。スイーツなどのお土産は、数え切れないほどです。子どもたちや職員のおやつにさせていただきました。ありがとうございました。また、来年もお願いします。(笑)


平成26年は、ピンチをチャンスに変えることができた大きな1年でした。先生たちの頑張りも子どもたちに負けないくらい大きかったです。でも、新しい年は、もっと素敵な保育園にしていくように取り組みます。


12月に入って、園児も増え、年明けも賑やかな子どもたちの笑顔を想像しながら・・・子どもたち、そして保護者の皆様。この一年、本当にありがとうございました。良いお正月をお過ごし下さい。