女子の人気職業

ランドセル素材メーカーのクラレが、毎年小学校1年生の女子を対象に「将来就きたい職業ランキング」を発表しています。


ここ15年は、1位「パン・ケーキ屋・お菓子屋」2位「花屋」が不動のトップ2だったのですが、2014年は、2位に「芸能人・タレント・歌手」が入ったのです。そのうちの6割が「アイドルになりたい」と答えたそうです。


ちなみに、3位「保育士」・4位「花屋」・5位「医師」だそうです。


私は、クリスマス会で「アナと雪の女王」を歌い踊り舞った、寺子屋女子の7人を思い出してしまいました。(笑)


私のアイドルの定義は、どこかの芸能事務所のオーディションに合格するか、街中でスカウトされるのを待つしかない「狭き門」です。当然、「かわいい」「きれい」「かっこいい」と万人に思われる容姿やスタイルが必然と言ったところでしょうか。


今は、インターネットの普及もあり、自ら情報発信ができる環境となり、誰もがアイドルになれる時代になったのかもしれません。


価値観の多様化で「可愛くない」と自虐的にふるまうアイドルが人気を集めることで「良くも悪くもアイドルは特別な存在ではなくなった。部活やアルバイト感覚で始める子も多い」と言われています。


しかし、前の会社で、美人店長の妹がアイドルだったのですが、残念ながら仕事はほとんどありません。次女の学校にもアイドル活動をしている生徒がいるそうですが、事務所に登録しているだけといったようです。


「アイドルの数は増えたが、成功事例は多くない。」といのが実態だそうです。華やかな仕事になればなるほど、ほんののひと握りの人だけが食っていける・・・というのは、今も昔も変わらないのでしょう。


運もありますが、古くさいようですが、成功をつかむには「努力」をしないといけないということですね。


保育園のクリスマス会の話に戻りますが、保護者の皆様に「子どもたちの笑顔や成長した姿、頑張ったところ」を見てもらいたいので、2ヶ月もの練習を子どもたちは積みました。当然、子どもたちは「努力」をしました。先生たちに叱咤激励を受けて悔しい思いをした園児もいました。


クリスマス会での成功体験やママやパパの喜んだ顔が、子どもたちにとって「また次も頑張ろう」という気持ちにつながります。


保育園の子どもたちが、やがて、将来就きたい職業を見つけた時に、そこに向かって、努力できるかどうかは、保育園の取り組みも影響してきます。


「なんで勉強しなくちゃいけないの?」なんて、言うのではなく、自分の目標に向かって、進む若者を育てたいものですね。