休憩が終わり、残り5つのショーは寺子屋の園児が活躍します。
プログラムナンバー5番・3歳児以上女子の「アナと雪の女王」です。今年大ヒットしたディズニーのミュージカルアニメ映画です。ボランティアママの手作りドレスや自分のお気に入りのドレスを着て、子どもたちは「レットイットゴー」に合わせて、歌い、舞い踊るのです。もう、文句なしに、皆が女優です(笑)
プリグラムナンバー6番・劇「忍者学校」は、私が忍者学校の校長先生役で登場し、子どもたちが忍屋の修行を積むという内容です。きちんとしたシナリオはなく、アドリブでの劇となりましたが、「せっしゃは○○忍者でござる」という忍者言葉とかわいい忍者服で、会場も和やかな雰囲気になりました。
プログラムナンバー7番・「にんじゃリばんばん」のダンスです。これは、曲を流すと、寺子屋さんだけでなく、小さい園児も練習に参加してくれていたので、本番でも、ステージ下の広いスペースで一緒に踊りました。ホール全体が盛り上がり、最高です。
プリグラムナンバー8番・劇「オオカミと7匹の子ヤギ」です。クリスマス会の一番の見せ場です。さすが寺子屋さんです。セリフもすいすい出てきます。しかし、最後にハプニングです。お母さんヤギが、セリフを1つ飛ばしてしまってのです。それでも、まわりの子ヤギたちが、何もなかったように演技を続けます。園児たちで助け合いながら、素晴らしい劇となりました。感動です。
プログラムナンバー9番・合奏「よろこびのうた」です。締めは、ベートーベンの第九です。園児たちもこれが最後という気持ちで、集中しています。まず歌は上出来です。そして、楽器演奏です。真ん中に、ピアニカを猛特訓した最年長5歳児の女の子が二人。そして、トライアングル、スズ、ウッドブロック、カスタネットが続きます。うまくいきました。そして、閉幕後もしばらく直立不動のままの園児たち・・・その凛々しい姿に、今日のクリスマス会をやりきった、自信と誇りを垣間見ることができました。
今年のクリスマス会は、子どもたちが挑戦する内容も390名収容の大ホールを使うことも、大きなハードルへの挑戦でした。そして、職員たちに映る園児は、文句なしに素晴らしいものでした。そして、それ以上に客席で応援してくれた保護者にとっては、家庭で見る「甘えん坊」の我が子の姿とは別人のもうひとりの我が子を見ていたことでしょう。
多くの保護者の皆様が、「今日は良かった・・・」と言いながら帰って行きました。とても嬉しい気持ちになるのですが、子どもたちの成長はまだまだ続きます。クリスマス会で取り組んだ練習と成果は、子どもたちの血となり肉となりました。そして、次の目標を決めなければなりませんね。
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