保育園にヤマハのピアノがやってきました。朝の会での歌の時間が、少し雰囲気が変わりましたね。
主任保育士が、30年前に○○万円で購入したピアノを大事に使っていたものです。もちろん、毎年きちんと調律をして、とても30年ものとは思えない黒光りのピアノです(笑)
昨日、調律師さんに来てもらいました。ピアノの調律は、人間に例えるなら年に一度の定期健康診断のようなものです。普段目にするのは、ピアノの鍵盤ぐらいですが、昨日は、ピアノの内部をじっくりと見させてもらいました。予想外に緻密です。
調律師さんとしばし話をしたのですが、音楽大学の調律科を卒業し、今から10年ほど前に独立したそうです。
「絶対音感を持っているんですか?」には、ラの音を聞けば、他の音はわかるという相対音感は持っているそうです。
さて、私の調律の想像は、音叉(おんさ)というU字型の金属の道具を使ってというイメージだったのですが、今、音叉を使う人はほとんどいないそうです。昨日の調律師はiPodを使用していました。機械の方が100%間違いがないからだそうです。
私にとって、ピアノの演奏は、保育士実技試験対応の、超短期特訓(課題曲をひたすら暗記)の経験しかありませんが、調律の場面を見ると、ピアノという楽器の奥が深いところが垣間見られました。
おもちゃではないので、保育園の子どもたちが勝手に弾くことは禁じてますが、先生がついて、子どもたちに本物のピアノを経験させるのも大事ですね。
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