高いバーへの挑戦

12月20日のクリスマス会に向けての練習は、着々と進んでいますが、今のところ、完成度が一番低いのが、2歳児の「おむすびころりん」です。

 

これは、きちんとセリフを言う劇ですので、通常なら3歳児から5歳児が行う内容です。しかし、ホワイトきゃんばす流の高いバーへの挑戦を2歳児にさせています。

 

2歳児は、平成26年4月1日に2歳になっている園児が対象ですので、年齢では、既に3歳の園児から2歳まで、生まれた月によって、成長の差が見られる学齢です。全員がセリフありではないのですが、なかなか苦戦中です(笑)

 

そこで、全員で歌うシーンなどは、3歳児以上の寺子屋さんにも手伝ってもらいことにしました。歌も長いので、2歳児にとっては、大きなお兄さんやお姉さんの加勢は心強く、なかなかいい感じになってきました。

 

今回のクリスマス会では、全部で9つのショータイムがあります。大きな保育園や幼稚園なら、クラスごとの出し物となるのでしょうが、41名の異年齢クラスのホワイトきゃんばすでは、3歳児以上の寺子屋さんの出番が多くなります。特に寺子屋女子は、0、1歳児の「ペンギンペンギン」以外は、ほとんどのショータイムに出演します。

 

今回は、保育園のあるイオンから歩いて1分の西部文化センター大ホールで行いますが、本番前にリハーサルを2日間行います。もちろん、同じ大ホールを借りて行います。

 

楽屋、ステージ、客席と子どもたちにとっては、「非日常」を体験することになります。そして、高いバーへの挑戦です。

 

本番で練習の力を発揮できない子もいますが、逆に本番に強い子もいます。でも、私たち職員は、このクリスマス会当日までのプロセスが、子どもたちの成長の糧になると考えています。当然、挑戦するバーは高くなるわけです(笑)

 

そして、本番で力を発揮した園児は、それが自信となり、うまくいかなかった園児も、必ず次のステップにつながります。

 

そんな、子どもたちの成長を考えるだけで、私たち職員は気持ちが高まるのです。(笑)