本日、朝日新聞の生活グループ記者の取材がありました。
このおやじ園長のブログ10月19日の「子ども子育て支援制度への対応」を読んで取材に伺いたいということです。このブログでは、新制度に伴い、さいたま市は今まで独自に制定していた認可外保育所に対する認定制度を廃止をしていく内容を書いています。
記者の視点は、全国の多くの自治体が、認可外保育所に対して独自に行っていた認定制度を国の新制度に便乗するので廃止することで、認可外保育所の多くが廃園に追い込まれることを問題にしていました。
待機児童の受け皿としても、自治体に協力してきた認可外保育所が、新制度に便乗するだけの自治体対応で、逆に追い込まれているのです。
来年4月からの新制度についての内容や問題点を指摘する記事は、今まで多くのメデイアで書かれていますが、それに伴う自治体対応の問題点に触れる内容はほとんどありません。
ホワイトきゃんばすが、来年4月の新制度で、行政の支援を受けることを選択するならば、0~2歳児対象の定員19名以下の小規模保育の選択が考えられますが、0歳児から5歳児の異年齢保育を行う保育園でなくなってしまうばかりでなく、3歳児以上の子どもたちを見捨てるわけにはいきません。よって、この選択は0%です。
当園は、行政からの補助金に頼ることなく、子どもたちの笑顔のために、ユーザーである保護者の支持をいただける保育園を築いていく決心をしました。
記者との取材は、いつものように私の長い話が災いして(笑)、1時間45分にもなってしまいました。ホワイトきゃんばすのことだけでなく、保育所マーケットの現状や、保育の質、そして、国が行うべき子育て支援の本質について、じっくりと話をさせていただきました。記者も子育て支援についての知識が豊富ですので、有意義な時間となりました。
具体的な内容については、また機会があれば話をします。
衆議院解散総選挙が急に入り、年末にかけて記者は多忙になるので、選挙後に、他園の取材を含めて、「子ども子育て新制度に対する自治体対応の問題点」の鋭い記事を期待します。
余談ですが、記者はB4の大学ノートをパッと開いて、速記をしていきます。このノートをもとに、記事が生まれることを考えると、「これが新聞記者なんだな~」と思った次第です。
今日は、東京都中央区築地の朝日新聞東京本社からの取材・・・○○記者さん。ありがとうございました。
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