有名な昔話です。保育園での読み聞かせの定番でもあり、今度のクリスマス会では2歳児の子どもたちが挑戦します。
山に木を切りに行ったおじいさん。お昼におばあさんが作ってくれた「おむすび」を食べようとすると、落としてしまい「おむすび」は、山を転がり穴の中に入ってしまいます。穴の中には、ネズミたちが暮らしていて、「おむすび」のお返しに、おじいさんに金貨をくれました。ところが、これを聞いた、隣の欲張りおじいさんが、同じようにすると・・・・という皆が知っているストーリーです。
昔話には、無欲なおじいさんと強欲なおじいさんの対比だったり、ネズミが登場するストーリーが多いですね。ネズミは善人に富をもたらす者という筋立てで「根の国の住人」(根住み)とも見られています。
クリスマス会には、そんなかわいいネズミたちが登場します。今日から、本格的に2歳児の練習をスタートさせました。みんなで歌いながらの劇となりますが、おじいさん役にはしっかりとセリフがありますので、本番までどこまでがんばれるか・・・楽しみですね。
もちろん、「よくばりじいさんのようになってはいけません」なんて、保育園では、子どもたちには教えたりはしません。子どもたちが、自分で考えることが大事だからです。おもちゃを独り占めする2歳男の子・・・彼に対して「よくばりじいさんだ!」という一言は、とても効果があります。それは、彼自身が、先生に教えられたのではなく、欲張りは良くないと自分で認識しているからです。
さてさて・・・2歳児の挑戦は続きます。
コメントをお書きください