2012年の山中教授のiPS細胞以来の日本人のしかも3名の受賞に、昨日から報道ラッシュですね。
青い光が、今は当たり前に使用している世の中のモノを作り出しました。
3人のノーベル賞受賞者の中で、サラリーマン技術者であった中村さんの不屈の行動力が胸を打ちます。
中村さんは、青色LEDの発明対価をめぐり、日本の産業界に一石を投じた先駆者です。中村さんが、発明時に勤めた「日亜化学工業」からもらった報奨金はたったの2万円だったそうです。
サラリーマン技術者が「正当な報酬」を求めて裁判を起こすこと自体が驚きを持って受け止められ、企業活動の中での発明という成果の正当な配分のあり方が議論を呼びました。
技術者ではありませんでしたが、私もサラリーマンで営業をしていました。常識知らずの学生だった私は、社会人になって会社という組織の中で、常識も仕事力も学びました。営業でしたので、人間関係力も経験を重ねる中で学んでいきました。
保育園で、明日の日本を担う子どもたちを育てるぞ!と前に進めたのも、サラリーマン時代の経験が大きいのが事実です。
今回のノーベル賞受賞を考えた時、「自分の力」と「会社のバックアップでできたこと」のボーダーラインを引くのは難しいですね。
私の場合は、「自分の力」はほんの少しです。かっこつけて言ってるのではありません。本当にそう思います。でも、自分以外の周りの力に支えられて、今の自分があり、今は、自分ひとりでは生きていけない園児を育てることに、私は力を注ぎます。
今回のノーベル賞受賞で、「自分の信じたことをこつこつと・・・継続は力なり・・・」をあらためて感じますね。子どもたちへの取り組みも同じです。
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