今週は、運動会を行うグランドで、練習というより、子どもたちのならしを連日行っていましたが、今日は久々に屋上で遊びました。
土曜日というのに、20人もの園児が登園です。随分と賑やかな土曜日となりました。まずは、ファームの収穫です。バケツ1杯半ものピーマンとオクラを収穫です。ともに夏野菜ですが、6月~10月まで、約半年間も収穫が続きます。久々にママたちへのお土産です。
一時預かりの5歳男の子がトラブルです。他の園児を赤のミニリアカーに乗せて、後ろ向きに、バックしたところ、フェンスの支柱の部分に頭部をぶつけてしまいました。
男の子は、我慢強く泣きません。しかし、黄色の園児帽に血がにじんでいます主任の先生がすぐに頭部を消毒して、手当をします。ほかの園児たちも集まり、「○○君・・・大丈夫。痛くない?」と声をかけたり励ましてくれたり・・・5歳男の子は、そんな園児たちに勇気をもらい、元気に「大丈夫!」と答えるものの、すぐに保育園へ戻ります。
後頭部が切れてしまったので、とても心配しましたが、男の子は元気に給食も完食です。ママもすぐに保育園に駆けつけてくれましたが、男の子は「まだ帰らない・・・保育園で遊ぶ・・・」というので、ママは怪我の状況を確認して帰りました。
園内のジャングルジムのてっぺんに立つ男の子にヒヤヒヤしながらも、最後まで元気に過ごしました。頭のガーゼが少し痛々しいですが、彼は、今日一日で、一つ危険な行動を学び、ほかの園児の励ましで勇気をもらい、痛みに耐えて頑張るという経験ができました。
夕方に2組の見学ファミリーがありました。2歳女の子と9ヶ月のベビーちゃんです。屋上に着くと、さっそく2歳女の子は三輪車に乗って、パパと一緒に屋上を走り回ります。
「怪我や、友だちとのケンカやおもちゃの取り合いなど、保育園は小さなトラブルの宝庫です。でも、この小さなトラブルをたくさん経験することが、大きなトラブルを回避したり、解決することにつながるのです。」という話にじっと耳を傾けてくれた二人のママは、「自分の子供は過保護には育てない」という強い意志を持ってました。
最近は、園内で見学のママやパパに説明をしていると、寺子屋の園児が、園長に代わり、屋上で遊んでることや寺子屋の話をして『営業』をしてくれます。また、よちよち歩きの0・1歳児が、笑顔で見学のママに愛嬌を振りまくのも、効果的です(笑)
この秋、また園児が増えそうな予感です。
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