今夜の「ガイアの夜明け」で、福島第一原発20キロ圏内のふるさとで、復興に取り組む人たちを追っていました。
東京電力で執行役員だった男性は、原発事故を起こした会社の責任を太陽光発電を利用する事業を立ち上げることで、復興の力になろうとしていました。
また、農産物の風評被害を克服したいという、女子高生の考えるプレゼンテーションも紹介されていました。
そして、伝統の絹織物を復活させようとする男性も登場します。同じ東北でも、岩手や宮城と違って、原発事故を抱えた福島県の復興は、まだ3・11から時計の針が止まっているところがあるのです。
それ故に、復興には時間がかかります。途中で復興を諦めることだってあるかもしれません。当然、自分たちだけの世代では時間が足りません。
地元の若者や子どもたちに、復興のバトンタッチをして、長い時間をかけてでも、我がふるさとを元に戻したいという気持ちが伝わってきます。
私の義理の母が福島県に住んでいますが、原発に近い場所では、復興にかかる時間は正直数年というスパンではなく、数十年かかる内容です。大人たちがやるべきことは、自分たちの世代ではとうていクリアできないことが多いのが実態だと思います。
ならば、子どもたち、孫たちの世代にどう復興の志を伝えていくかが大事なことになってきますね。
ホワイトきゃんばすもあすの日本を担う子どもたちを育てる保育園です。私たち職員の仕事は、かわいい園児たちに、たくさんの何かを託す仕事でもあるのです。大きな責任です。
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