私たち保育者は、経験値で、ある程度の子どもたちの行動などを予測することはできますが、新人園児については、セオリーが通じないことが多く、想定外の出来事がよく起こります。今は、それが大きな楽しみと受け止めています。
9月中旬からの1歳児の男の子。見学のときは、ママが一緒ということもあり、終始笑顔で遊んでいました。「ひょっとしたら、ほとんど泣かずに過ごせるかも・・・」と期待するも、誰もが通過する「涙の試練」となりました。過保護ではないママのおかげで、なんでもできる立派な男の子も「涙の試練」が始まると、「ママ~ママ~」と大泣きです。でも、少しずつかっこいい男の子になってきました。
同じく1歳児の男の子。パパは筋肉で全身を覆われたようながっしりタイプのファイヤーマンです。彼を持ち上げると、ずっしり重いのです。かなりの骨太です。このまま、たくましく成長してくれると、将来は格闘技の道でもOKです(笑)
そして、昨日のブログで紹介した、0歳児の男の子。3歳の姉の大活躍という嬉しい誤算がありました。姉も1歳の時からホワイトきゃんばすで生活しています。
今日から、ならし保育がスタートした2歳児の女の子は、全く泣きません。登園するや、保育園の中の様々な遊びにトライし、テントの中では、他の園児と会話をしています。給食も初日からおかわりスタートです。初めての集団生活なので、じっと座っていられなかったり、いただきますの前に食べてしまったり、大いに新人ぶりを発揮しています。
今週は、見学ラッシュでもありました。来年4月に育児休暇が終わり復職するので、今から保育園探しを始めるママがベビーを連れてやってきました。
ホームページを事前にチェックいただいたようで、おやじ園長のブログが「熱いですね・・・」と言われると、すぐに浮かれる私です(笑)。昨日に続いて今日もパパを連れて屋上遊びの見学にきました。「広いですね~」のセリフとファームに驚くのは、多くのママたちの反応ですが、女優の大石恵さん似のママのところに、男の子が集まってきます。保育園の男子は、きれいなママには弱いようです。ここは、大人の男性と一緒です(笑)
上に高校生と中学生の姉がいるベビーを連れたママ。仕事を始めようと考えています。ママ、長女、ベビーと3人で歩くと、3世代に見られるそうです。
そして、今日はもう一人・・・4月に生まれたベビーを散れたママがやってきました。まだ、自分を含めた家族の人生設計ができていなかったようなので、最初に、「仕事をするのかしないのか?」「仕事をするならいつまでに決めるか」「保育園選びは、きちんと行うこと」などアドバイスが中心となりました。
新人園児を受け入れることは、同時に子育てに奮闘するママやパパとの出会いでもあります。
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