マタハラとは、若者の流行言葉ではありません(笑)・・・「マタニティー・ハラスメント」のことです。
妊娠や出産をきっかけに解雇されるなどの被害にあう女性が、現実にはまだ多いとのことです。どうも、この手の話題は、保育園園長としては敏感になってしまいます。
働く女性のうち、第1子の出産をきっかけに仕事を辞める女性は約6割にのぼるそうです。ちゃんとした統計を持っていませんが、先進国と言われる国の中では、下から数えたほうが早い数値でしょう。
もちろん6割のうち、子育てに専念という理由もあるのでしょうが、「仕事を続けたかったが、両立が難しかった」が26.1%。解雇されたり退職勧奨されたが9%だそうです。
当然、妊娠や出産を理由に解雇や契約打ち切りをするのは、男女雇用機会均等法で禁止されている行為です。私が勤務していた会社もそうでしたが、女性が働きやすい会社が増えてきているので、こんなことがあるのか!と私は驚いてしまうのですが、子育ては、母親だけの仕事ではありませんし、女性が働きながら社会に貢献することも大事なことです。
それぞれの女性が、自分の価値観を持って生きていく上で、マタハラの実態は、ブレーキになりますね。
まだまだ働く女性自身が、会社や世の中を変えていかねばならない状況ですが、負けないで頑張ってもらいたいですね。仕事を辞めてしまったら「もったいない」能力がたくさんあるのです。女性には。
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