マクワウリを食べる

今日の午前中のおやつは「マクワウリ」です。保育園のファームで種から育てました。収穫は不揃いの大きさですが、園内で追熟させて、ようやく子どもたちの口に入ります。

 

ところで、「マクワウリ」をご存知ですか?保育園の3歳男の子のママが、九州の故郷で子どもの頃に、メロンと騙されて食べていたそうですが、知っているママやパパはほとんどいません。

 

メロンと騙されて・・・は、聞こえが悪いですね(笑)。実は、この黄色い丸い食べ物は、メロンの原形とも言えます。マクワウリを品種改良して、プリンスメロンが作られました。

 

今の若いパパやママは、プリンスメロンさえも知らないかもしれませんね(笑)。それはそれは、マスクメロン系の高いメロンではなくて、リーズナブルな値段で買えるプリンスメロンは、まさにプリンスだったわけです。(?)

 

さて、マクワウリに話を戻しますが、追熟してほのかに甘い香りがします。私も数十年ぶりに食べることになります。

 

子どもたちの反応は・・・?「甘い!メロンの味がする。ヨーグルトの味にも似ている・・・」など、大好評です。果物が苦手な5歳女の子以外は、全員完食です。ほとんどの子どもたちが、おかわりリクエストです。

 

こうして、ストーリーのある食べ物をいただくことは、うんちく含めて、なかなかいいものです。うんちくまでは、子どもたちには充分伝わらなかったかもしれませんが、今日のところは「昔のメロン」で理解してくれました。

 

「上品な香りと甘さ・・・」マクワウリは、なかなかの味ですよ・・・