妻がフルタイムで働いていても、夫の7人に1人はまったく家事をしていない。夫が家事に参加するものの、分担割合が1割以下の世帯も30%だそうです。専業主婦の世帯では、23%(約4人に1人)の夫が家事をしていないとのことです。
これは、国立社会保障・人口問題研究所が8日に公表した全国家庭動向調査の数字です。調査は、夫の家事の参加具合が、子どもを希望するかどうかに影響している様子もうかがえます。
子どもがいない40歳未満の妻で「今後子どもを持つ予定がある」と答えたのは、夫が家事を「よくする」世帯では70.4%。「ほとんどしない」世帯では48.1%という結果だそうです。
この数字は、他人事ではなく、保育園のママの中でも二人目の子どもを作る予定がない理由に「夫が子育てや家事に協力してくれないから・・・」と言う声を現実に私は聞いています。
少子化の問題として考えられるのは、保育園の整備であったり、子育て支援について、ママが負担なく働く環境を考える視点が中心ですが、育児だけでなく家事も当たり前にこなす夫の意識改革も必要ということです。
きちんとした数字がないのかもしれませんが、日本男子の家事参加率は、欧米諸国と比較すると、極端に低いことは間違いないですね。
こういう私も、奥様から言わせれば「まだまだ家事負担率が低い!」と言われてしまうでしょう(笑)
少子化対策の新たなキーワードは「男の意識革命」かもしれません。
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