唐突に・・・ここで質問です。「あなたは本番に強い人ですか弱い人ですか」
なかなか本番に強いとは答えられませんね。私の場合・・・小学校3年生の運動会。見事クラス対抗リレーのアンカーに選ばれ、運動会本番、我が3年1組のアンカーの私は2番目にバトンを受け取りました。そして、ゴール20メートル前で、先頭の走者を抜いたのです。ここまでは最高の走りでした。
しかし、クラスの大声援を耳にしたその瞬間、見事に転倒・・・優勝を逃してしまったのです。今でも鮮明に覚えています。
それから現在に至るまで、本番で自分の実力以上を発揮したためしがありません・・・典型的な本番に弱い男です(笑)
さて、先週末、中3の次女の吹奏楽コンクールの地区予選がありました。「受験生」という意識は、今の娘の心中にはなく、この夏休みも、連日のように練習に取り組んでいました。ただし、吹奏楽はチームワークですので、全体の力が本番でどれだけ発揮できるかにかかっています。練習の状況では、地区予選を突破し県大会出場は難しいと言われていました。
しかし、娘たち吹奏楽部メンバーは、本番で力を発揮し、県大会出場5校に選ばれたのです。8月11日の県大会に向けて、休みもなく練習再開です。顧問の先生も「生徒たちがこんなに頑張っているので、自分もしっかりせねば」と思ったようです。今時珍しい熱血先生です。ありがたいことです。
私の奥様も、二十歳の長女も、吹奏楽部だったので、熱く語る次女の話で盛り上がります。父親の私と、長男だけは、聞き役ですが、次女が大きな目標に向かっている姿は、感じることができます。
次の県大会の舞台・・・もう一度「本番に強い吹奏楽部」を期待する父です。
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