相変わらず、光と影の描写というか映像が素晴らしく描かれていたのが、昨日の「必殺!仕事人」です。
大河ドラマ以外に、次々と時代劇が姿を消している中、長く続いた人気の時代劇です。中村主水役の藤田まことさんがお亡くなりになり、とても残念ではありましたが、この「必殺!仕事人」が長く愛される理由は、「表と裏」のある人物の非現実へのあこがれでもあり、時代劇でありながら、現代の流行を上手に取り入れていることでしょう。
中村主水さんや東山さん演じる渡辺さんのように、昼行灯で役立たずの役人、現代に例えるなら、まったく市民のために働かない公務員が、裏の顔で行う仕事とのギャップが、たまらなくいいのです。
気分がすきっとするのは、誰もが自分の思うとおりに人生は歩めないとわかっている中、せめて、ドラマの中でうさ晴らしができるといったところですね。
私も、ものごころついた時から、「必殺」を見続けています。昨日に関しては、ストーリーではなく、光と影の映像描写を楽しんでいました。当然、表と裏の稼業を象徴する演出なのですが、見入ってしまいますね。
さて、保育園の子どもたちには、異年齢の関わりの中で、必ずしも自分の思うようにいかない事を経験させていますが、表の顔だけで生きてもらいたいことは、言うまでもありません(笑)
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