今日の寺子屋は、何と!実験です。
「トイレではどうしてトイレットペーパーを使うの?」が今日のテーマです。
屋上に行って、3つのバケツに水を入れて、①コピー用紙②ティッシュペーパー③トイレットペーパーを入れます。
子どもたちは、まるで工作をするかのように水の中に手を入れて、ぐるぐる回しています。
すると、変化が出てきました。トイレットペーパーは、どんどん水に溶けていきます。ティッシュペーパーは、原形を残したままです。コピー用紙も小さくちぎれていますが、水にはなかなか溶けません。
「トイレで水を流した時に、みんなのおしりを拭いたウンチの紙が、途中で詰まってしまわないように、水に良く溶けるトイレットペーパーを使うんだよ・・・」ここで、子どもたちはようやく納得したようです。
今日は、もう一つ実験をしました。
「園長先生が、この水の入ったバケツを頭の上まで、ぐるぐる回すよ。どうなっちゃうと思う?」
「園長先生・・・一番上にバケツが来た時に、先生の頭にバケツの水がかかると思うよ。」と6歳女の子。
そして、実際にやってみると、バケツの水はこぼれません。子どもたちが一瞬言葉を失います(笑)
遠心力の実験ですが、子どもたちには、「バケツを速く回すと、水が下にこぼれない力が働くんだよ。」と説明して、子どもたちには、小さなバケツでトライさせます。
ちゃんとできたのは、6歳女の子だけでしたが、心配した「頭から水をザブーン」がなかったので、一安心です(笑)
予想通り、実験は子どもたちの五感を大いに刺激したのは、言うまでもありません。
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