どうしたら雨になるの?

 

梅雨時には、ピッタリの勉強です。今日の寺子屋「よのなか科幼児版」は、どうしたら雨になるの?です。

 

夕方屋上に子どもたちを連れて行きました。雨があがり、屋上の空には薄日が差していました。所々に水たまりがあり、遠く東京スカイツリー方面の上空には、灰色の雨雲が空を覆っています。雨の勉強には、絶好のロケーションです。

 

「お日様が出てきたね・・・この水たまりはどうなるの?」

すぐに、4歳女の子が「乾いてなくなっちゃう・・・」と答えてくれます。

「それじゃ・・・乾いた水はどこに行くの?」に、子どもたちは「???」です(笑)

 

「目に見えないけど、空を登っていくんだ。」そして、空を見上げると白い雲があります。「空を登ったら雲になるんだよ。あの雲の中には、小さな氷とか水が集まっているんだよ。」

 

そして、東京スカイツリー方面を子どもたちと一緒に見ます。「あっちは白い雲じゃなくて、黒っぽい雲だね。あの雲は、水や氷で重くなって、空に浮かんでられなくなった雲なんだ。軽くなるために雨を降らすんだよ。」

 

水たまりに長靴を入れてピチャピチャさせながら、お日様と遠くの雨雲を見ながら、子どもたちは何やら考えたようです。おうちに帰って、どんな話をママやパパにするのか楽しみですね。