例えば、子どもの学習塾を考えるとします。
①チラシを見て、教育方針がすばらしかった
②ホームページで具体的な活動が理解できた
③近所の○○さんが、「あそこの講師は教え方がとても上手で、試験に合格するやり方を心得ている」と言っていた
さて、みなさんなら、どの情報で我が子の学習塾を選びますか?
ほとんどの人が、②か③になると思います。③については、信頼できる知人だったり、多くの意見があったりすれば、一番の有力情報ですね。
③のことを一般的に「口コミ情報」と言います。今の時代は、チラシやダイレクトメールでのリピート率は、業種によって違いますが、ほとんど期待できない状況です。
次にホームページです。最近は、ホームページでまず情報を得てから動く消費者が増えてきました。ホームページの内容はもちろんのこと、検索のキーワードで上位にランクするような対策を企画会社や広告代理店にゆだねることも多いですね。
そこで、保育園ホワイトきゃんばすの「園児獲得のための販促手段」を考えてみました。
まず①の「チラシ」です。イオン店内に数か所と保育園の入口にも「ご自由にお取り下さい」と置いてます。子どもたちの「いい顔ラインアップ」が表紙のチラシです。正直、これ以上の強化策は思いつきません。
次に②のホームページです。このブログを毎日更新していることもあり、1日平均50名近くの訪問があります。保育園でいえば、更新もほとんどなく、ただホームページがあるだけというところも多いので、保護者を中心としたユーザーのおかげで、まずまずの機能を果たしているのですが、まだ新規園児獲得という外向きの強化策が必要と思っています。
そして、一番強力な販促手段は、③の口コミです。
今日は、とてもうれしいことがありました。月極め保育の入園希望で、2歳女の子のママが見学に来てくれました。何と、今月3歳になる在園児男の子のママとは近所付き合いの中です。
2歳女の子は、多くの園児に圧倒されて泣いてしまいました。そこに、3歳男の子在園児が手を引いて、ママのところに連れてきてくれたのです。「○○君ありがとう」と見学のママが言ったので、分かったのですが、まさに、これが「口コミ情報を頼りに見学に来ました」ということです。
良い評判の口コミ情報が広がるには、当然時間がかかります。ホワイトきゃんばすは、開園してまだ2年ですので、まだまだ簡単にはいきません。
園の方針、異年齢保育の重要性をぶれることなく、まじめに続けることが大切なことです。一発逆転サヨナラホームランはここにはありません。
保護者からいただいたアンケートの中で、競合となる保育園の情報をたくさんいただきました。ホワイトきゃんばすの満足度が高いとおっしゃってくれるママが多いことに嬉しい気持ちでいっぱいですが、継続は力なりで、ブレないでまじめに運営を続けることの重要性も感じました。
浮かれることなかれ・・・ですね。
コメントをお書きください