今日の寺子屋、よのなか科幼児版は、「お店の中のやさしい場所を見つけよう」です。
ショッピングセンターの中ですから、障害者に対応した、いわゆる「やさしい場所」がたくさんあります。
まずは、エレベーターに向かいます。いつもエレベーターを使って、屋上に遊びに行っているのですが、3つあるエレベーターのうちの一つが「やさしいエレベーター」です。
「手すりがあるのはなぜ? 低い所にボタンがあるのはなぜ?」
実際に車いすの高さに園長が座ってみます。子どもたちは、ここで納得です。
次にトイレに行ってみました。男女に分かれる真ん中に、大きなスライドドアがあって、そこには、車いすやお年寄りや子どもを連れたママの絵があります。
「どうしてこんな絵が書いてあるの?」そして、中に入ると、子どもたちは、予想外の広さにビックリです。
たくさんの手すり・・・車いすに座ったまま使える洗面台・・・赤ちゃんを寝かせる台・・・荷物を置くラック・・・助けを呼ぶボタン・・・などなど子どもたちは真剣な顔でうなづきます。
普段当たり前のように使用している、エレベーターやトイレに「やさしい場所」があることが、少しは理解できたようです。
最後に売場に行きます。オリーブオイルのキャップの天面を触ってみました。「なんか、点々がある~」と子どもたち・・・そうです。油などは天面に点字がついているのです。目が不自由な人が、この点々を触ると、字がわかるんだよ。に半分くらいの子どもたちがうなづきます。
実は、先週のブログで「よのなかの図鑑」の本の話をしたところ、小学館のこの本の編集責任者からメールがきました。
「自分が編集した本が、保育園の子どもたちの役に立っていることが本当にうれしいです」というメッセージでした。
この編集担当者は、ホワイトきゃんばすのホームページやおやじ園長のブログもしっかり読んでいただいたようで、「素敵な取り組みをされている保育園ですね。いつか訪問したいです・・・」とうれしいコメントです。
これからも、この「よのなかの図鑑」をしっかりと活用させていただき、子どもたちの寺子屋の時間を充実させていきたいですね。
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