いよいよあと1カ月後にせまった、サッカーワールドカップの日本代表23名が選出されました。
誰が監督で、どんな選手を選ぼうが、サッカーファンならず国民の100%の納得は得られませんね。
しかし、今回のザッケーローニ監督の対応は、あっぱれです。選手選択の基準を明確に話をしたことです。ワールドカップに出場するどの国の監督もわずか23名に絞ることは、捨てる選択をしなければなりません。
「主導権を握るサッカーをする。攻撃的にいく。」ための選手選択をザッケローニ監督の哲学にぶれることなくおこなったということですね。
考えてみれば、これはサッカーだけの話ではありません。あらゆる組織やチームの選択に当てはまることですし、サラリーマンの世界なら、昇格、昇給、人事異動などなど、評価されることには、明確な理由がないと、組織運営にほころびがでることになります。
自分の考えを明確に持つ・・・同時に選択の基準を明確に話すことができる・・・これは、日本人の苦手なところかもしれません。言葉は悪いですが「な~な~人事。実績でなく好き嫌い人事。派閥人事。」などなど、そこには触れてはいけないという空気がある組織も多いことでしょう。
ただし、これからは変わっていかないといけませんね。すでに、「選択の基準」が明確な会社組織も増えてきていますが、今の若者が、自分の考えを持ちそれを人前で発言し、自分で答えを出せる人間になっていくことが、大事なことですね。
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