今月もホワイトきゃんばすに、ママやパパが見学にやってきます。
これから仕事をしたいので保育園確保・・・8月に職場復帰するので保育園を探している・・・赤ちゃんが生まれるので上の子を入園させたいなど、理由は様々ですが、必ず言うことがあります。
「保育園生活で、お子様の人間関係力はぐんぐん伸びます」
さいたま市の小中学校では、「知(学力)・徳(道徳)・体(体力)」の3本柱が教育目標だったのですが、数年前に「コミュニケーション」を加えた4本柱として、人間関係力の大切さを教えています。
具体的には、小学校、中学校で通常の授業の他に「人間関係プログラム」の時間が定期的に組まれています。
実は、この「人間関係プログラム」・・・私も受けたことがあります。教育委員会の研修に参加させてもらったのですが、チームを組んでゲーム感覚で、人と人との交流の大切さを学びます。一人を数人で囲んでみんなで拍手するなんて事もします。
話がそれましたが、この人間関係力は小学校に入る前の幼児期がとても大切です。まっさらな脳細胞に「人間関係力を発揮するシナプスを増やす」ことになるからです。
人間関係力は、誤解されるのですが「誰とでも仲良くできる力」ではありません。「ケンカをしても仲直りできる」「困った時は助け合う」「苦手な人とは適当な距離を置く」など、人と上手に付き合っていく力です。
「苦手な人とは適当な距離を置く」は、大人になっての複雑な人間関係を乗り切るのには、一番大事なことかもしれませんね(笑)
保育園は小さなトラブルの宝庫です。おもちゃの取り合い、たたき合いなとのケンカやトラブルを通じて、「自分の思い通りにならない」ことや「たたかれたら痛い」「おもちゃをとられたら悔しい」といった気持ちを学びます。そんな経験から、相手の気持ちを推測したり、自分の気持ちを上手に伝えられるようになるのです。
ホワイトきゃんばすの先生は、「お友達とは仲良くしましょう」「ケンカはいけません」などはいっさい言いません。噛みつきや大きな怪我につながることでなければ、すぐにケンカは止めません。子どもが人間関係力を作っていく機会を奪うことになるからです。
ただし、お子様が友だちに噛まれてしまった時や、傷つけられた時などは、必ず報告します。保護者の方には、大事な我が子が怪我をさせられてとヤキモキしないで「我が子はまたいい経験をした・・・人間関係を学んで成長しているんだな・・・」と思ってもらえるとありがたいですね。
そんな話を見学の保護者には言うのですが、先日こんな質問をされました。
「ホワイトきゃんばすと認可保育園の違いは何ですか?」
なかなかするどい質問です(笑)・・・つづきは明日
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