寺子屋の新園児

新年度のスタートと同時に、寺子屋にも、この春3歳児となった6人の新メンバーが加入しました。

 

今まで、寺子屋のお兄さんお姉さんたちが、あこがれでもあったので、みな自分が寺子屋になったことがとてもうれしいようです。

 

寺子屋になると、おやつや給食の配膳の仕事もしてもらうのですが、新人さんたちは、ご飯やみそ汁を運ぶ手つきがあやふやで、今にもこぼしてしまいそうです。ハラハラどきどき見ていられません。(笑)

 

口ふきタオルを配るのも、まだひらがなの名前が読めないので、4歳児以上に助けてもらいます。名前が読めなくても、タオルの種類で誰のものかは、たいがいわかっています。

 

寺子屋の時間も、まだ落ち着きがなくフラフラしている新人さんたちですが、1年経ち大きく成長してくれることを今は想像して取り組んでいます。

 

勉強については、明らかに4歳児、5歳児とは差があるので、内容によっては、大きい園児は少し残って難しい課題に取り組むようなプログラムにしていきます。

 

驚くべきは、子どもながらに「今日から○○君は寺子屋だからね・・・」というセリフは、とても効き目があって、お手伝い、片付けも今までと比べると、率先して行うようになっています。不思議なものです。

 

片付けの時間に遊んでいる新寺子屋メンバーに「そんなことじゃ、寺子屋をやめてもらうぞ!」と園長が、活を入れると、「いやだ!」と言って、すぐに動きます。

 

「認めることで、子どもは育つ」・・・を感じるここ数日です。