2歳男の子・・・昨日の帰りに突然、訴えるように泣きはじめた。いつもは、きちんとしているのに、靴下も靴もはかないで、ママを困らせています。
実は、理由があったのです。屋上のファームで子どもたちが収穫した玉ねぎを保護者の皆様へお土産にビニール袋に入れて用意していたのですが、早い者勝ちで、在庫がなくなっていたのです。
2歳男の子は、とても賢い子なので、「今日は玉ねぎを持って帰るんだ!」とちゃんとチェックしていたのです。
ところが、帰るときにはその玉ねぎが無くなっていたので、大騒ぎだったというわけです。
子どもの涙には、もちろん色々な涙があります。「ママがいなくて悲しい涙」「お迎えでママに甘える涙」「痛いという涙」「友だち同士のトラブルの涙」「お腹すいたという涙」「ウンチしたという涙」「眠たいという涙」「お昼寝で怖い夢を見て涙」「怒られた時の涙」・・・まだまだあげればキリがないですが、「悔し涙」というのは、私の好きな涙です。
自分で服を着ようとしているところを職員が手伝ってしまった・・・「どうして、自分一人でできるのに!」と泣く子がいました。この負けん気の強さは大好きですね。
今回も、まだ2歳とはいえ、目的を失ったことへの悔しさがにじみ出ていました。この涙には園長が根負けです(笑)。たまたま、土の中に残っていたじゃがいもを3個収穫してあったので、それを男の子に渡しました。「パパとママと○○の・・・」と言って、涙顔が笑顔に変身です(笑)。
夕食でみそ汁の中に、そのじゃがいもを入れて食べたそうですが、「園長先生からもらったじゃがいも・・・」と楽しく話をしていたそうです。
玉ねぎも、さっそく料理に使いました・・・と連絡ノートにたくさんのママが書いてくれて、玉ねぎ一つで、食卓の親子の会話がはずむのは、本当にうれしいかぎりです。
単純に「食育」という言葉だけでは語れない、強い力を感じます。ホワイトきゃんばすファームに感謝です。
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ミ-ママ (水曜日, 19 3月 2014 10:02)
まだまだ2歳と思っていても、立派に自我が芽生えてる…成長してる分だけの思いと涙がありますね
余裕がなく、忘れがちな子供自身の訴えを見落とさないよう
親もまた、日々勉強ですね