寺子屋の子どもたちを連れて、150年前の東京にタイムスリップです・・・
「街を歩いている人々は、洋服ではなくて「きもの」というものを着ています。男の人の中には、腰に刀を持っています。「サムライ」と言うんだけど、みんなが戦いごっこで、剣をお腹に入れているのと同じだね。それから、髪の毛が少し変だね?この髪形を何て言うか知ってる?今でもおすもうさんがやっているね・・・そう「ちょんまげ」と言います。よく知ってるね~」
こんな感じでです。今日の寺子屋「よのなか科幼児版」は、江戸時代です。
江戸時代の服装や食事などの映像やイラストを見せます。子どもたちは、何だか古臭い感じを持ったようです。
テレビも冷蔵庫もスマホやケイタイも江戸時代にはなかったんだよ。「電車やバスは走ってたと思う?」「なかったと思う」と4歳男の子が答えます。
そうだよ。みんな旅行に行くには歩いたり馬で移動したんだ。電気がないから夜は暗くなったら寝る。朝、明るくなったら起きるという生活なんだ。なんだか、自然でいいよね・・・
江戸時代の人々は、モノを何度も修繕して大事に使い、ゴミもほとんど出さない生活をしていたので、よく究極のエコライフと言われていますが、子どもたちには、今日のところは、不便な生活と映ったかもしれません。
「江戸なんて、よくわからないよ・・・」といつもはほとんど発言しない4歳男の子が口を開きます。こうして、わからないことを言うことが大切です。自分の考えを言えた彼は、1つ成長したようです。ここでは、江戸時代の勉強が目的ではないですから。
さて、江戸時代の学校は・・・「寺子屋」ですね。江戸時代の寺子屋での勉強のようにはいきませんが、「ホワイトきゃんばす寺子屋」も子どもたちに託す想いは同じですね。
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