昨日の3・11に、じゃがいもの植付けをしました。震災で何もなくなってしまったとしても、あたらしく種イモを植えて、大きな実に育てるという想いを込めました。
子どもたちは、種イモを植えた後に必ず「大きくな~れ!」とおまじないをします(笑)
さて、今回はカルビーの「じゃがいも栽培学校」に選ばれ、「トヨシロ」というポテトチップスに適したじゃがいもの種イモが届きました。もちろん、ポテトチップスだけでなく、カレー、肉じゃが、フライドポテト、じゃがバターなどなど、色々な料理ができますので、収穫後のお楽しみは、ゆっくりと考えます。
全国で95の小学校と5つの保育園、幼稚園が選ばれたそうです。5つのうちの1つが、保育園ホワイトきゃんばすということです。
ホワイトきゃんばすファームでは、昨年の春植えと秋植えの2回のじゃがいも栽培の経験があるので、今回は植え方にこだわってみました。
1つ目は、深さ10センチの土の中に、半分に切った種イモの切り口の部分を下にして植えます。これは、一般的な栽培法です。
2つ目は、深さ5センチの土の中に、種イモの切り口の部分を上にして植えます。逆さ植えという手法です。逆さの状態で地表に向かって芽が伸びるので、強い芽だけが生き残ります。病気にも強いじゃがいもになるそうです。
3つ目は、ゴロゴロ植えという手法です。逆さ植え同様に、切り口を上にして植えるのですが、土に埋めず土の上に固定します。そのままの状態で、黒マルチのビニールで畝(うね)全体を覆ってしまうのです。芽が出たらその部分だけを小さく破って茎と葉のみが地表に出るようにします。土寄せもしません。収穫は、黒マルチをはがすと、じゃがいもが地表にゴロゴロ転がっている状態になるそうです。
この3パターンを各3列ずつ行ってみました。どの植え方が、一番収穫量が多くなるか、今から楽しみにしています。
さて、子どもたちは・・・カルビーからのじゃがいもということで、ポテトチップスを植えるんだと騒ぎながら、作業しています。もう、食べることを想像しているようです(笑)
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