自分の希少性を高めるには

今日の毎日小学生新聞を読んでいると、15歳のニュースという別冊がありました。毎週土曜日は、中学生を対象とした記事が掲載されているようです。

 

そこには、よのなか科で有名な、藤原和博(ふじわらかずひろ)さんの「自分の希少性を高めるには」という内容がありました。

 

東京都初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を5年務め、日本維新の会の橋下代表代行が大阪府知事の時には、教育政策特別顧問をしていました。今の肩書は、教育改革実践家です。

 

私が、保育園の寺子屋で毎週木曜日に行う、「よのなか科幼児版」は、まさに藤原さんからいただいた内容です。PTAに携わっていた頃に、彼の本をたくさん読ませていただきました。

 

さて、今日の記事の内容です。

 

「高校生になってハンバーガー店でバイトをすれば、キミも時給800円は稼げると思う。パソコンでプログラムが書けるようになれば時給2,000円。東大を受験する生徒を教える家庭教師なら大学生でも時給5,000円とれるかも。優秀な弁護士で時給3万円。国際的に活躍するコンサルタントなら時給8万円稼ぐんだけど、この時給800円から8万円の100倍の開きは何によってきまるのだろう・・・?この100倍の差は、主にその仕事の希少性によって決まります。フリーターの時給は低いのは誰がやっても同じだからです。キミがサボれば、すぐに誰か他の人に代えられてしまいます。これに対して、高い時給の仕事というのは、キミじゃなければできない場合、代えがたい場合です。稼げるようになるには自分の「希少性」を高める努力をしなければならないし、技術を磨いて特有の分野で第一人者になることを勧めます。」

 

要約するとこんな内容です。これなら、15歳にもわかりやすい内容ですね。通常の中学の授業では、決して教えてくれない内容でもあり、これを受けて、生徒は自分のめざす仕事について、考えるようになるのです。

 

ホワイトきゃんばすでは、幼児向けの内容で進めているのですが、「自分で考える」ということについては、同じです。