保育園の子どもたちにとっては、3・11東日本大震災をどう受け止めることができるのか。でも、きちんと伝えることが必要と考えて、今日の寺子屋よのなか科幼児版では、東日本大震災の話をしました。
寺子屋の子どもたちは、3・11の時には、すでに生まれてましたが、1歳、2歳です。もちろん、震災のことは覚えていません。
数枚の写真を見せました。震災で建物が崩壊した写真、津波で町がのみ込まれた写真、消防隊の救出の写真、店舗の商品が壊滅した写真、避難所での写真、道路が亀裂し液状化した写真、ボランティアによる支援物資の写真、帰宅難民の写真、コンビニの棚が空っぽの写真・・・
いつもは、おしゃべりが絶えない子どもたちも、さすがに、黙って震災の写真を見つめていました。
大きな地震がおきて、日本中が大変なパニックになった事を、写真を見ながら話をしました。
「今日は、とても悲しい気持ちになったけど、もし、おうちで地震が起きたらどうするかをママと話をする」と5歳女の子。
「保育園で、地震になったら、園長先生と先生達で、みんなを守るから安心して。でも、おうちで地震になったらどうするか、ちゃんとパパママ、おじいちゃん、おばあちゃんと話をしておいてね」
今日、子どもたちは一人一人、大震災の怖さを感じたことと思います。そして、自分たちが何をすべきかを考えるきっかけになってもらえれば、今日は、そこまででも意義がありますね。
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