昨日の寺子屋は、栄養士の先生が、給食で食べた食材全部をトレーに乗せて勉強しました。トレーには、米、ほうれん草、大根、白身魚、マカロニなどなど多くの食材がコース料理のように並んでいました。
見たり、手にしたり、臭いをかいだり・・・子どもたちの好奇心が止まらなかったようです。
今日の寺子屋、よのなか科幼児版は「友だちのいいところを見つけよう」です。
一人一人、園長の横に立って、「○○ちゃんの、とてもすばらしいところとか、すごいな~って思うこととか、いいところを言える人は手を挙げて!」
優しく遊んでくれるところ・・・おもちゃを貸してくれるところ・・・可愛い服をいつも着ているところ・・・カッコイイところ・・・思っていた以上に、友だちの長所をすらすらと答えてくれます。
園長からも、本をたくさん読むこと・・・保育園で一番声が大きいこと・・・何でも知っていること・・・絵が上手なこと・・・いつも元気に笑っていること・・・ママの料理を手伝っていること・・・朝、知らない人でも「おはよう!」って挨拶していること・・・
子どもたちは、他の園児や園長からの「いいこと」の連打に、照れ、喜び・・・でも、うれしい気持ちで笑顔でいっぱいになります。
私は、褒めるという言葉よりも、「認める」という言葉を使うのですが、まだ小さい園児でも、友だちに、そして大人である園長に認められることで、大きな自信につながります。今日は、あえて、悪いこと、出来ていないことは言わないことにしました。
4歳男の子。彼一人だけ、他の園児に対して全員「いいところはない」と言い、手を挙げてくれません。そして、彼の番になった時に・・・心配しましたが、ちゃんと彼のいいところを他の園児たちが言ってくれました。
これは、なかなかいい事例かもしれません。友だちのいいところを言えなかった彼が、友だちからは、自分の長所を言ってもらえた。ここから先は、彼がどう考えるかです。
彼には「友だちのいいところを見つけなさい!」とは言わず、「○○君のいいところを友だちが言ってくれてよかったね」とだけ言いました。
彼の成長が楽しみですね。
コメントをお書きください