4年に一度のオリンピックを十分楽しまねばと、連日テレビ観戦が続く方が多いことと思われますが、今日2月11日現在では、まだ日本のメダルはありません。
「メダルメダルと騒ぐことなかれ・・・世界の一流の競技を楽しもうではないか」と思うものの、どうしても、日本人にメダルを・・・となるのは、私たちの本音ですね。
そんな中で、女子モーグルの上村愛子選手の4位になっての対応は素晴らしいですね。私のような素人目でも、決勝の滑りで、ミスをした最終滑走者の女王ハナ・カーニー選手より上でしょうと思い、「どうして!」と叫んでしまいました。しかし、上村選手は、決勝6人の1番滑走者になった時点で、得点の目安にされてしまいメダル候補の踏み台になる可能性が高いこと。ハナ・カーニー選手の女王と呼ばれる今までの実績が、審判員に無意識のうちにプラスの得点を出させてしまうことなど、ヒトが採点することに異議を唱えるではなく、自分の滑りが十分できたことへの誇りを口にします。
決勝が終わった直後のインタビューで、彼女の素晴らしさを感じたのですが、私は同時に、彼女の口癖・・・「何だろう」が6回、「何ですかね」が4回をカウントしてしまいました。(下世話な事ですみません)
さて、モーグルでもう一つ感じたことは、男子のレベルの高さです。スポーツに限らず、女性が強くなってきたこの時代に、「男の子健在!」を見せつけたのが、男子モーグルです。被災地福島の夢を背負って頑張った遠藤選手は、メダルを取る事ができず残念でしたが、ターンのスピード、エアのアクロバティックなレベルの高さ・・・どれをとっても、映像に目が釘付けとなりました。
予選敗退でしたが、エアでスーパーマンのように高く飛び立ち前方に回転する髭モジャの選手は、まさに記憶に残る選手でした。
ソチオリンピック前半戦・・・日本人選手にメダルはないものの、十分いいものを見せてもらっています。
でも、明日の早朝には、女子ジャンプの高梨沙羅選手の金メダルだけは、これだけは、許して下さい・・・大いに期待しています。
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