伊江(いえ)島は、沖縄本島北部、本部半島の北西約9kmの洋上に浮かぶエメラルドブルーの豊かな海に囲まれた島です。
今日、高校2年の息子が、あたたかい沖縄伊江島から、雪が舞うさいたまに帰ってきました。暦の上では立春というものの、今日の天気は、羽毛が舞ったようなあまり見られない雪となりましたね。
さて、息子は修学旅行だったのですが、伊江島の民家にお世話になっていました。5人のチームで民家に宿泊し、その家庭の食事を家族の皆様と味わい、畑仕事も手伝ったようです。
伊江島では、島を挙げて、高校生ら若者を民家に宿泊してもらい、家業体験をしてもらったり、長い歴史の中で培われた島ならではの暮らしや文化を通じて、強く、たくましく生きる島人とのふれあいをしてもらおうとしています。
伊江島の民家体験の職種は、農業(さとうきび、ゴーや、とうがん、マンゴー、島らっきょうなど)、畜産業(牛の飼育、山羊の世話など)、漁業(オキナワスギ、ヤイトハタ養殖など)、商業(食堂、弁当店手伝い)芸能(民謡、三線など)と幅広くあるようです。
沖縄という土地ですので、手伝いの中で戦争体験や、琉球の歴史までも、島人とのふれあいの中で学び、高校生が自分の力で「何か」を見つけることができるのなら、ただの沖縄観光の修学旅行よりも得るものがたくさんあったと思いますね。
民家体験がきっかけで、伊江島で暮らしたいという若者も出てくるかもしれません。小笠原なども、そんな若者の移住が多く、今や東京都の中では平均年齢が一番若い自治体です。
ペラペラ話をする息子ではないので(笑)・・・どれだけ、今回の民家体験で影響を受け、変ったかは、じっくり生活の中で見ていくことにします。
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