厚生労働省は、全国の保育施設で、昨年1年間に19人の死亡事故があったと発表しました。
保護者の気持ちを考えると、前年より1名増とか、数字上の分析どころではありませんね。
でも、ここでは、数字を見させていただきます。
まず年齢別です。0歳と1歳が各8人、2歳が3人です。3歳以上はゼロです。
死因では、睡眠中の事故が16人と一番多く、9人がうつぶせ寝の状態で発見され、乳幼児突然死症候群が2人、睡眠中の窒息死1人、病死が6人とのことです。病死とうつぶせ寝の因果関係はないでしょうから、乳幼児突然死症候群と窒息死の3名が、うつぶせ寝が原因と考えられているようです。
もちろんですが、全ての年齢で、睡眠時以外の活動においても、危険予知を習慣化して、安全を第一に保育をしなければなりませんが、昨年だけでなく、過去のデータも、年齢と死因は同じ傾向です。
0歳、1歳の園児にとくに注意をしなければならない。
睡眠時の安全対応が、とても重要になってくる。
ということになります。
全国で19人も死亡事故が発生しているという事実をあらためて認識し、大切なお子様の命をお預かりしているという責任を忘れてはいけません。
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