書き初め

昨日、今日の寺子屋では、書き初めをしました。年が明けて、初めて筆を使う事を言うのですが、子どもたちにとって、書道自体が初めてです。

 

洋服も部屋も墨だらけにならないようにしながらも、筆を持つ子どもたちは、とても生き生きしています。墨の臭い・・・黒色だけの表現・・・半紙の薄い質感・・・そして正座・・・子どもたちの好奇心が高まります。

 

昨日は「うま」。今日は「はる」という文字を半紙に書きます。まだ完全には自分の力だけでは書けない子もいますので、職員と一緒に筆を動かします。

 

私が小学生の頃、同級生のお父さんが、書道の先生をやっていて、少しだけ習ったことがあります。墨汁ではなく、すずりで本物の墨石をすった記憶があります。根気がないとできないので、鍛練だったかもしれません。墨のいい臭いがまだ記憶にあります(笑)

 

清水寺の住職が、「今年の漢字一文字」を大きな筆で、豪快に書き込むシーンは、年末の風物詩となりましたが、あの、したたる墨がなんともいえませんね。

 

私の部屋に、書道家からいただいた「草書」で書かれた歌があるのですが、素人目には、ミミズがはっているようで、上手か下手かの区別がつきません(失礼)

 

しかし、子どもたちの作品には、これからの可能性だけは大いに込められています(笑)。なかなかいい出来でしたので、保育園の外壁に飾っています。寺子屋の作品をこれからは、少しずつ保育園の外に展示していければと考えています。イオンのお客様にも、しっかりと見ていただきます(笑)