成人式

昨日、今日と全国の自治体で成人式が行われました。昨年のさいたま市は大雪の成人式で、着物姿の若者にとっては大変な思い出になったでしょうが、今年は晴天です。ただし、北海道、東北、北陸などは成人式に雪が降るのは当たり前ですね。

 

さて、今年の成人は、1993年と1994年の早生まれの若者です。ちょうど、小学校に入るとゆとり教育がスタートし、中学高校になると、携帯電話が当たり前に使われる世代です。

 

成人式と言うと、成人した若者が、大人になっての抱負や両親への感謝の言葉を述べるのが普通ですが、岩手県のある自治体では、サプライズで、父や母から、20歳の子どもへの手紙が、壇上で読み上げられます。

 

父からは、仕事が忙しくて、小さい頃に遊んであげられなくてごめんであったり、自営の工場が倒産して苦しい思いをさせたねとか、20歳になった子どもへの感謝とおめでとうの気持ちを直接の父や母が読み上げます。

 

子どもには内緒で行われるのですが、子どもたちは涙します。思春期に親に反抗ばかりしていても、心のどこかでは親への感謝の気持ちをもっていることが伝わって、こちらまで目頭が熱くなります。

 

「お父さんの娘でありがとう・・・」には、グッときました(涙)

 

私も来年は、長女が成人式を迎えますので、手紙でも書こうかな・・・でも、恥ずかしいかな・・・

 

保育園には、子どもが成人を迎えたら、連絡ノートをプレゼントするというママがいます。実は、連絡ノートには、職員が毎日のお子様の様子を書くだけでなく、ママの熱いメッセージがたくさんあります。

 

子どもたちにとっては、両親の想いが伝わる大事なノートになるはずです。

 

ともあれ、若者たちが、大きな夢を抱き、それに向かって、困難に打ち勝つ強い心を持ち、社会の役に立つ素敵な生き方を実践してもらいたいですね。