1月13日は、成人の日ですので、今日の寺子屋の題材にしようと調べたところ、現代のような成人式の発祥は、埼玉県の現蕨市で1946年に実施された「青年祭」がルーツだそうです。
また埼玉県の今年の新成人は昨年より1039人多い7万2504人だそうで、前年と比べて増加するのは2年ぶりとのことです。
そんな中、ここ数年は、1/2成人式が盛んに行われています。1/2ですから10歳のお祝いです。10歳は小学校4年生になりますね。
ある小学4年生の女の子の1/2成人式でのスピーチです。感動ものです。
私は・・・
いろいろな人に助けられて10才になれました・・・
私を命がけでうんでくれたお母さんや、お父さん、そして・・・
私といつも一緒にいてくれたお姉ちゃんに助けられて10才になれました・・・
それだけでなくて友だちや・・・
学校などの先生にも助けられました。
学校の先生は勉強を教えてくれたり・・・
友だちには楽しい時間をいっぱいもらいました・・・
今ではとってもうれしいです。
私は・・・
家族にめいわくばかりかけていましたが、10才からは・・・
もっと大人っぽくなろうと思っています。
これからもちょっとめいわくをかけると思うけどよろしくお願いします。
10才になっても・・・
私は、夢の作詞家をめざします!
ぜったいにあきらめないので、わたしをささえてくれた人たちも応援してください。
学校の先生・・・友だち・・・そして私を一番にささえてくれた家族・・・
本当にありがとうございました・・・
これで私のお話を終わります・・・
自分の子どもがこんなスピーチをしたら、間違いなく泣いてしまうでしょうね。
さて、うちの寺子屋さんたちは、どんなスピーチができるか?
今日は、「みんなの前で話をする」~ママパパにありがとうの気持ちを話そう~を一人一人マイクを持って話をする練習をしました。
「いつもご飯を作ってくれてありがとう」
「赤ちゃんの時にミルクを飲ませてくれてありがとう」
「お年玉をくれてありがとう」
3歳から5歳の子どもたちですので、これくらいのセリフが精一杯でしたが、友だちを前にして、自分が話をするということは、これからも寺子屋の中で何度もやっていきます。
もちろん、自分の考えを話すことはとても大事ですが、友だちの話をきちんと聞くということも同じく大切な事です。今日のところは、友だちの話を静かに聞けるところまでは行かなかったですが、人前で自分の意見をきちんと言える大人になるように・・・子どもたちの可能性を引き出します。
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