お正月は、日中からゆっくり酒を飲む・・・という人も多いと思います(笑)
昨日は、酒蔵を見学しました。運転手は利き酒ができずストレスがたまりましたが、酒造りのうんちくはしっかり頭に入れました。
会津にある宮泉(みやいずみ)酒造というところです。年間でも1升瓶10万本程度の小さな酒蔵です。
ふだん私たちが食べる白米をさらに60%(吟醸酒)とか50%(大吟醸)に研ぎ、洗米し、10分間水に浸します。この10分というのがミソだそうです。米を蒸し、麹をふって、35度に設定された室(むろ)に入れます。発酵が進んだ酒米をタンクに入れ、数か月置きます・・・といった感じで、酒造りの工程を見ていたのですが、水をいっさい使用しないワインと違って、日本酒や焼酎は、おいしいお酒になるには、水が大きな役割を占めます。
酒蔵見学で頭の中は、それなりにうんちくでいっぱいになったので、酒蔵おすすめの純米酒(米と米麹だけで作ったお酒)を昨晩は、とてもおいしくいただいた次第です。
日本全国の酒蔵の数は、ずいぶんと減ってしまったのですが、地域の米と地域の水を使ったおいしいお酒の付加価値を上手にアピールできれば、りっぱな地域の町おこし、村おこしにつながりますね。
世界遺産になった「和食」は、もちろんどんなお酒でも楽しむことができるでしょうが、やっぱり「日本酒」ですね。
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