クリスマス会が終わった土曜日の夜に、大学時代の仲間との忘年会をしていました。毎年恒例の近況報告会&男子会(女子会という言葉があるので)です。
同級生だった仲間の一人が、この4月から、週末だけですが、大学に通って地元の歴史の勉強をしているとのことです。
彼は、埼玉県川口市に住んでいます。川口と言えば、1962年に吉永小百合さん主演の「キューポラのある街」として映画の舞台となり、戦後は、鋳物(いもの)工場街として発展しました。キューポラ(キュボラ)とは、鉄の溶解炉の煙突のことです。
鋳物の生産量も1973年をピークに下り坂になるのですが、その後は、宅地化が進み、商業都市としても発展し、埼玉県では、さいたま市に次いで人口が多い自治体です。
彼が勉強しているのは、戦前のもっともっと昔ですが、古民家に貴重な資料を求めて訪問したり、話を伺ったりと、今一番楽しい時間だそうです。50歳の大学生ですので、もちろん、クラスでは一番の年長者ですが、若者と一緒にいると、気持ちはどんどん若返っているそうです。
社会人になっても、自分のやりたい勉強や研究を続けることはとても素晴らしいことですね。中学、高校時代は、どちらかというと、与えられた勉強をしなくてはいけない受け身の立場になるのでしょうが、社会人になってからの勉強は、取り組みの姿勢が違ってきます。
生涯学習という言葉は、以前は他人事に受け止めていましたが、人生を楽しむための大事な一つと思うようになりました。
まだまだ、勉強ですよ・・・(笑)
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