プログラムナンバー5番・・・3歳児以上の合奏「キラキラ星」です。楽器は、ウッドブロック、トライアングル、スズ、カスタネットに分かれて、楽器を奏でながら歌います。楽器を叩くタイミングが3歳児には難しのですが、4歳児が上手にリードして、見事な合奏となりました。「起立、礼」も決まります。
プログラムナンバー6番・・・3歳児以上の劇「大きなかぶ」です。クリスマス会の最大の見せ場です。「大きなかぶ」は、ロシアの有名な童話ですが、朝の会で何回も読み聞かせをして、「うんとこしょ・・・どっこいしょ・・・」のフレーズを全員で楽しんでいました。
それなら、劇をやってしまおうとしたのですが、単独のセリフの劇は、幼稚園なら年長クラス(6歳)のレベルです。ホワイトきゃんばすでは、まだその年齢に達している園児はいません。
「挑戦するからには、高いレベルにしよう。子どもたちの可能性を信じてやってみよう!」職員の気持ちも高まりました。
そして、本番・・・トップバッター、おじいさん役の4歳男の子が、驚くような大きな声で演技をしてくれました。客席のママ達は「すごいね。こんな演技ができるんだ。」と小声で話しています。
おばあちゃん役の5歳女の子も、かわいいおばあちゃんで、最高の演技です。孫のターニャ、犬、猫、ねずみと、大勢の観客の前で素晴らしい演技ができました。練習では「声が小さい!前を見て!フラフラするな!」と声を張り上げたこともたくさんあっただけに、よくここまで出来たと、職員の目頭が熱くなります。
大きな拍手で「大きなかぶ」の幕が閉じました。
そして、最後は、プログラムナンバー7番・・・全員で「一等賞体操」を行いました。ポンキッキーズのフレーズです。
約1時間半のクリスマス会でしたが、子どもたちの成長を感じた時間でした。
泣いてしまった園児のママは、残念な気持ちになってしまったかもしれません。でも、1歳、2歳で、大勢の観客を前にして、パフォーマンスをするのは、相当な勇気がいります。大勢の前でのパフォーマンスが初めての園児だっています。
次のチャンスは、まだまだたくさんあります。練習では、皆がんばって目標に向かっていました。子どもたちにとって大事なのは、今日のパフォーマンスよりも、今日に至る練習の積み重ねです。パパママには見えないところですが、それも含めて、子どもを認めて励ましていただけるとありがたいと思っています。
最後に、子どもたちの衣装を作っていただいた、ボランティアママ達・・・おうちでお子様に動機付けをしてくれたママ達・・・応援に来てくれた、パパママ、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄さん、お姉さん、妹・・・そして、ホワイトきゃんばすの子どもたちに、感謝、感謝のクリスマス会でした。
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