今日は半年に1度の定期健康診断の日です。提携医の先生に来ていただき、お休みの園児も朝だけ健康診断に参加します。
いつもの光景ですが、病院や医者嫌いの園児は何人かいまして、大泣き&体を張って抵抗します。園長の役目は、それらの子どもたちを取り押さえることです(笑)
いつもは元気な2歳男の子・・・昨日インフルエンザの注射を同じ先生に受けてもらっています。顔を覚えていたのでしょう・・・大泣きです(笑)
提携医によると、他の保育園では、一人が嘔吐すると翌日8人の園児がお休みになるなど、お腹の病気がはやっているようです。ホワイトきゃんばすでも風邪ははやっていますが、今日は全員異常なしの診断です。みな元気なので先生も驚かれていました。
ということで、今日の寺子屋、よのなか科幼児版は、「体のしくみ」です。
マグネット式の人体図ブックを見ながら、ビジュアルに勉強をしました。今朝、健康診断をしたばかりですので、子どもたちは、自分の体がどうなっているのか興味津々です(笑)
もちろん人の体は複雑ですので、1日で話は終わりません。今日は、「脳」「心臓」「ご飯を食べてウンチになるまで」の話をしました。
「今日の給食は何を食べた?」「右手をあげてごらん」
「う~ん。パンに魚に、野菜スープにマッシュポテト・・・あと何だったかな?」と子どもたちは考えます。
「今、何だったかな?とみんな考えたよね。考えることをするのが脳みそだよ。また、右手を上げるという連絡を体に伝えるのも脳みそだよ。でも、脳みそはみそ汁にはできません」
おやじギャグにも子どもたちは大爆笑・・・素直な子どもたちです(満足)
「次に、右手で左のオッパイの下を触ってごらん。なんか音がしていないかい?」
「なんか、ドクッ・・・ドクッ・・・て聞こえる。」
「そう・・・その音がしているところは、なんて言う名前か知ってる?」
4歳男の子が、心臓と答えることができました。予想外です。
「みんなの体の中には、たくさんの血が流れていて、汚れた血をきれいにしてくれるのが心臓なんだよ。人間は、この心臓と脳みそがダメになったら死んでしまうんだよ」
子どもたちの不思議な顔が印象的です。
最後に、今日食べた給食が、ウンチになるまで体のどこを通っているのかを人体図を見ながらお勉強です。これをきっかけに、自分の体の仕組みや体を大切にしなければならないことを考えてくれればいいですね。
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