保育の取り組み

今月は、認可保育園の研究発表会が複数の会場で数日に分けて行われていたので、私と主任保育士で手分けをして、合計10の保育園の発表を聴くことができました。

 

目的は、「他の保育園のすばらしい取り組みを盗む」です。

 

荒川土手に近い保育園・・・土手をソリで滑る遊びが楽しそうです。

 

園庭のすべり台を使って、夏はスライダープールにした保育園・・・うちも、来年の夏のプールは、屋上に移設したすべり台を使って、スライダーにするぞ・・・。

 

段ボールを多用した遊びか・・・これは、夏祭りのアイディアになるかな?

 

ペットボトルをつなげた水遊びか・・・これも使えるな・・・

 

避難訓練の課題か・・・うちはショッピングセンターなので、環境は違うけど考え方は参考になるな・・・

 

食育に力を入れてるのか・・・ピクニックランチは楽しそうだな。うちは、ファームがあるから、もっと現実的にできるぞ。屋上のランチも春にはやりたいなぁ~・・・

 

また、発表が終わるとアドバイザーの先生の講評があります。大学教授であったり、さいたま市の保育園巡回担当がアドバイザーです。

 

外国の保育園や幼稚園の例を話してくれたアドバイザーがいました。中国では、幼稚園にランクがあり、砂遊びなど汚れる遊びの多いところが、ランクが低く、エアコンの効いた教室で、清潔に学ぶ環境の幼稚園がランクが高いそうです。

 

デンマークの森の保育園というところは、本当に森の中にあり、ほとんどの活動を野外での自由制作に費やします。気温がゼロ度でも外での活動です。

 

さてさて、各保育園が取り組んでいる内容は、実に参考になることがたくさんあり、盗みがいもあります(笑)

 

でも、ちょっと待ったです。取り組みは分かったけど、あなたの保育園では、子どもたちをいったいどうしたいの?ビジョンは何?

 

私の中で、疑問が湧いてきたのです・・・(続きはあした)