SSHスーパーサイエンスハイスクール

カッコイイ名前ですね。「スーパーサイエンスハイスクール」に指定された高校は、全国で約200校あるそうです。

 

科学や数学を支援する国としての取り組みで、今や年間予算20億円という規模に拡大しています。

 

実は、私の長女が通っていた公立の女子校もスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、長女が言うには、豪華な顕微鏡があったり、実験備品についても高度な物がそろっていたとのことです。

 

教育は、平等であるべきで、指定されていない隣の高校にも、科学が好きな生徒がたくさんいる。特定の高校だけに助成金が支払われるのはおかしい。との批判も当然あるのですが、全国のスーパーサイエンススクールが一堂に会しての研究発表会も行われ、それに取り組む生徒は、明日の科学を担う金の卵であることは言うまでもありません。

 

さいたま市は、この11月から全小学校に「理科指導員」を配置しています。民間企業や研究所、大学院などで専門知識を積んだ人たちを「観察実験アシスタント」として、各校一人ずつ派遣されているそうです。

 

ちなみに市の予算は、今年度約1300万円。アシスタントの賃金は、交通費込みで1回(4時間)3500円だそうです。交通費も出なくて、時給900円にも満たない賃金ですが、子どもたちを相手にする仕事は、お金以上に得るものがたくさんありますね。

 

これで「理科好き」の児童を増やし、想像力豊かな大人へ成長することを期待したいですね。

 

そして、スーパーサイエンスハイスクールにつながっていくのでしょう。

 

寺子屋でも、園長の時間には、たくさんあるやりたいことの一つとして、何かの実験をやってみようと考えています。

 

スーパーサイエンスハイスクールからホワイトきゃんばす寺子屋へ無理やり話を持っていきました。はい。