今日は、保育士実技試験です。あいにくの大雨となりました。
まずは、試験会場の校舎へ入ろうとしたら、係員から「先生ですか?」と呼び止められます。「いや、受験生です」と笑いながら答えました。朝から、楽しいハプニングです。
昨年「絵画」で見事不合格となってしまったので、今年は、「音楽」と「言語」を選択です。
まずは「言語」の試験・・・昨年高得点だった「おおきなかぶ」で、堅く合格を狙います。廊下で順番を待っていると、4つ前の女性の「おおきなかぶ」が聞こえてきました。すばらしい読み聞かせです。うちの主任保育士の読み聞かせのように、舞台女優のごとく感情が表現できています。しかも、声も大きくて廊下に響き渡ります。
私も含め、待っている受験生の顔色が曇ります(笑)
「この人には、勝てないな~でも、目的はこの人に勝つことではなく、試験に合格することだ。落ち着け!」と自分に言い聞かせます。
そして、本番は落ち着いてできたので、まずは第一関門突破です。
そして、いよいよ「音楽」です。ピアノで「めだかの学校」と「そうだったらいいのにな」を演奏しながら唄います。
そして、自分の番がやってきました。ここ数年経験したことがないような緊張感が体を縛ります。ここ2週間、保育園では朝の会に「園長先生とうたおう!」と子どもたちを前に練習をしていたのですが、緊張感は予想以上です。
ピアノの前に座ると、「めだかのがっこう」の最初のフレーズがでてきません。鍵盤がただの板のように見えてきました。
「やばい!このままだとパニックになってしまう」と思い、とっさに、「曲の順番を変えさせてもらいます。」と試験官に申し出て、「そうだったらいいのにな」から弾きはじめました。
「めだかのがっこう」から弾くことになっているのですが、変更したい場合は事前に申し出ればかまわないルールになっていたのです。
大きな声は出ていたものの、たぶん声が引きつっていたのかもしれませんが、大きなミスなしでなんとか弾き終わりました。
そして、頭が真っ白になってしまった「めだかのがっこう」です。無意識に指が動きました。途中、となりの鍵盤を弾いてしまったりはありましたが、止まることなく、演奏を終えました。
久々の大緊張でした(笑)
結果は、11月30日以降に発送されます。ピアノなど弾いたことのないおっさんが、ここ数カ月でなんとか形になったことは、素直に喜ぶとして、でも、合格してなんぼです。あとは祈るだけです(笑)
保育園の子どもたちには「園長先生がピアノで弾けるのは2曲だけです。でも、たまには、ピアノを弾く園長先生を見せるからね・・・大きな声で歌ってね」
以上、保育士実技試験の報告でした。
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r&aママン (水曜日, 23 10月 2013 23:00)
卒園式に弾いてはいかがでしょう?
昨年度のようなハプニング!!好きですが
あの涙はうっかりもらってしまいそうですので…(笑)
でも園長先生も弾き泣きしたら意味ありませんが…(笑)