秋のビートルハウス

今日は、屋上のビートルハウス(カブトムシ小屋)は、今どうなってる?を子どもたちと観察しました。

 

夏飼っていたカブトムシが卵を産んで、幼虫が土の中にいるはずですが・・・

 

土といっても、腐葉土をだいたい30センチ以上の高さまで入れているのですが、掘りだして見ると、すぐに5、6匹のカブトムシの幼虫が出てきました。大きさは、お菓子のカールくらいです。

 

さすがに、子どもたちはビックリしたようです。怖い顔をしているので、なかなか触ることができないのですが、勇気を出して、何人か、男の子が指でつつきます。意外と堅いです。

 

「この白いイモムシみたいな幼虫が、土を食べてもっともっと大きくなって、来年の夏に、カブトムシになるんだよ。」

 

子どもたちは、わかったような、わからないような不思議な顔をしています(笑)

 

今日は、エサになる腐葉土を新たに入れて「大きくなりますように!」と子どもたちと祈ります。カブトムシは幼虫の大きさで成虫の大きさが決まります。オオクワガタのように成虫になってからは大きくなりませんし、寿命はわずか3週間程度です。

 

3週間の寿命と言われていますが、3歳&1歳兄弟がナイトツアーで捕まえたカブトムシは、1ヶ月半も生きたそうです。たぶん、栄養価の高いゼリーをあげていたのかもしれませんね。

 

朽木の中には、越冬するコクワガタやヒラタクワガタが潜んでいます。こちらは、観察できないですが、夏だけヒーローのカブトムシやクワガタも、ちゃんと1年通じて、生きていることを子どもたちが感じてくれればいいですね。

 

真冬、春のサナギ、そして成虫への成長過程をこれからも子どもたちと観察していきます。