日本は「読解力」と「数的思考力」の平均点で世界1位となりました。
これは、経済協力開発機構(OECD)が、16歳から65歳を対象に初めて実施した国際成人力調査の結果です。
欧州各国や米国、韓国など先進国を中心とした24カ国の15万7000人が参加した調査で、仕事や日常生活で必要な能力の水準を図る目的で行われたそうです。
一時、日本の子供の成績が世界レベルで落ち込み、教育関係者に衝撃を与えたこともありましたね。「ゆとり教育がいけなかった」とも言われました。
今回の結果は、「読み・書き・計算」という基礎をしっかり習得させる日本の義務教育が、世界の教育でもトップレベルと証明されたとも言えるのでしょう。
ただし、読解力と数的思考の成績の最上位層に入った人の割合で比較すると、トップはともにフィンランドで、日本はそれぞれ4位、6位だそうです。つまり、日本は平均して優秀ですが、ずば抜けた成績も落ちこぼれも少ないという結果です。
フィンランドの幼児教育は、「あーしなさい。こーしなさい。」がほとんどないのが、有名な話ですね。子ども自身が自分で考える習慣があるのでしょう。
さて、ここにも、ホワイトきゃんばす寺子屋のヒントがあります。少人数の強みである、一人一人の考えや意見を引き出すことが、やり易い。個々のペースで細かく見ることができる。
そして、基礎学習だって、楽しくやりますよ。今は、幼稚園などでやっているドリルを参考に、教材を吟味しております。もちろん、同じことはしませんが・・・
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