佐渡

新潟県の日本海に浮かぶ島です。意外と大きな島で、東京23区の1.5倍もあります。朱鷺(とき)の繁殖する島として有名ですが、江戸期以降は、佐渡金山として多くの金が採掘された島でもあります。

 

今朝、長女が約1週間の佐渡の生活を終えて、帰ってきました。夜行バスに乗って、早朝指扇駅に着いたので、迎えに行った次第です。

 

大学のサークルの合宿です。名前は忘れましたが、環境やらエコやら地域やらを統括的に考えていくサークルのようで、他大学の有志とともに、佐渡でキャンプをしながら、ゴミを拾ったり、佐渡市長や地元の有識者などの地域住民と交流したり、佐渡を活性化して、さらに観光客を呼び込むには・・・のプランニングをしたり。そんな活動だったようです。

 

長女が小学生の頃までは、我が家も毎年夏休みにキャンプに出かけていたので、多少のことでは、娘も驚かないのですが、さすがに先日の台風では、テント内があっという間に浸水し、大騒ぎだったようです。

 

佐渡市の現在の人口は、6万7000人程度です。一番のピークは、戦後昭和25年の約12万5000人で、今はその半分になっています。佐渡も日本の地方に見られる過疎化の現象をたどる、地域の一つだといえます。

 

営業マン時代は、新潟担当が長かったので、佐渡出身の方を二人存じているのですが、とても個性的というか、濃い方々です。最初は警戒心・・・でも心を開くと、とても楽しい人々です。

 

佐渡を過疎化から脱却させて、環境を考えた、素敵な島にするために・・・たくさんの旅人が訪れる島にするために・・・

 

大人から見れば、サークルで取りまとめた内容はまだまだの内容かもしれませんが、長女なりに、地域問題を考えるいい機会になったと思っています。

 

今夜は、じっくり、活動内容を娘から聞くとします。

「お父さんに話をすると、理屈っぽくてうるさいから・・・」と言ってちゃんと話してくれないでしょうが・・・(笑)